ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.2.20 09:08ゴー宣道場

第53回「ゴー宣道場」アンケート回答1


214日、第53回「ゴー宣道場」は「日韓慰安婦〈合意〉」

について、議論が交わされた。

国民の間では、仲良くなれるならそれでいいやというレベル

での「合意」への安堵感が拡がっただけで、嫌韓感情まで

あっという間に引いていく様子である。

思考停止が凄すぎて話にならないが、この問題をずっと

考えてきて、あくまでも「父祖の名誉のために」戦ってきた者

にとっては、これをどう考えるか?

大いに議論をしておくべき事態である。

参加者の感想を紹介し、わしがコメントを付ける。

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◆藤岡先生によるご説明で、言葉が持つ意味の重さを再認識

しました。“関与”が持つ負のイメージ、“責任”だけでは否定

できない法的責任、日本語の誇張表現の直英訳による意味の変化、

などなど道場中話されている中、言葉を非常に丁寧に使っている

藤岡先生が印象的でした。

(神奈川県・28歳男性・大学院生)

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さすが教育者の話しぶりで、ち密にして明快という説明が

見事でした。

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◆藤岡先生を久し振りに拝見しましたが、とてもエネルギッシュ

で熱くそして冷静に根拠をふまえて分かりやすく話される姿に

驚かされました。

もうかなりの高齢である藤岡先生がこれからの戦い、運動を語る

のを見て、まだ40歳代の私もあきらめてはいけないと思いました。

(埼玉県・42歳男性・地方公務員)

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もうかなりの高齢って、頭脳は衰えてないからな。

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◆藤岡先生の日韓基本条約に関する解説がわかりやすく、改めて

勉強になりました。日韓合意のデメリットがあまりにも大きく、

日本の名誉をここまでおとしめてまでの外交上のメリットは

一切ないことにも腹が立ちます。

韓国の信用性なんてほとんどないのは明らかなのだから、

“かまってちゃん”なんか放っとけばいいのにと思います。

河野談話よりひどい内容の日韓合意には全く意味がわかりません。

(千葉県・40歳女性・自営業)

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“かまってちゃん”ってその通りだよ。

河野談話よりひどい!

これに気づかないか、無視してる自称保守派は、インチキだよな。

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◆冒頭の高森氏の「我が国の名誉の為戦った人々への裏切り」が

強く印象に残った。

「祖父の名誉の為に闘えない者が何故闘えるか?という小林氏の

こだわりが歴史の連続性を意識し、“国民”となるに他ならないと

思いを強くしました。

「解決とは父祖の名誉を取り戻す事だ!」という高森氏の言に

何よりも感動しました。

(埼玉県・49歳男性・サービス業)

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考えの浅い奴は、単なる精神論だと思うみたいだが、何を「保守」

するつもりか聞いてみたいよ。

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◆岡崎久彦や中西輝政など「親米保守」は東京裁判史観に否定的

であったとしても、日米同盟を肯定しながらでは、結局東京裁判史観

の否定はできないのではないかというパラドックスがあるように思う。

やはり、東京裁判史観の否定は、米国からの独立、自主防衛と

不可分であると私は思う。

 今回の日韓合意について、当初から違和感は感じていたが、

今日、師範方のお話を聞いて、とんでもない代物だということは

はっきりと認識した。

同じことが民主党政権下で行われていたら大バッシングだった

ろうに、安倍がやるならOK、という「自称保守」たちの姿勢には

やはり知性が欠けている。

(東京都・19歳男性・大学生)

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若い人の中にもこういう硬派な者がいることが希望を持てる。

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◆「安全保障のために歴史の真実は二の次」という発想には、

情けなくて涙が出てきます。国家の尊厳より安全が大事というなら、

修好通商条約を結ばれたままで良いはず。維新も大東亜戦争も

何のためだったのか、と思います。

 命を捨てて独立のために戦い、我々にこの国を託してくれた

先人の名誉を守ることもせずに安全を貪ろうというのは、

恥ずかしくないのでしょうか。

(神奈川県・35歳男性・会社員)

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属国のまま生き延びればいいという根性が、父祖たちに比べて、

劣化してるんだよね。

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◆「国防」を「安全保障」と言い換えたところに、既にトラップ

があったのかと思いました。外務省の人たちにナショナリズムが

足りず、主体が日本にないという指摘で、これからは「左に寄せて

真ん中」というよりも、日本人としての主体性を呼びさますことが

重要なのかなと思いました。

(戦争論も本来はそうだと思っていますが)

(東京都・38歳男性・CGデザイナー)

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高森氏の言うように「国防」って言わなきゃダメだな。

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◆河野談話、村山談話からの大幅な後退はひじょうに危機感を

覚えます。

 北朝鮮の核兵器、中国の南京大虐殺とともに韓国の慰安婦問題は、

永遠に解決されない問題として残っていくことになるのでしょう。

 教育にどんどん刷り込まれていき、師範の方々が危惧している

自虐史観に戻るようなことがないよう自分達も勉強し、反論しな

ければならないと思いました。藤岡先生のまだやるべきことが

あるという言葉に救われた思いでした。

(神奈川県・47歳男性・会社員)

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自虐史観からの転換に先鞭をつけた藤岡氏の業績を無にしてはいかん。

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◆巷間、安全保障か歴史認識かという2択の言説を目にします。

他方、小林師範の安全保障も歴史認識も同時に解決すべきという

意見は新鮮でした。

確かに、安全保障を優先して歴史認識を譲歩した結果、世界中の

人々から「日本人は極悪非道だから殺してもOK」と思われては、

こわくて海外旅行にも行けなくなってしまいます。

(埼玉県・38歳男性・司法書士)

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ナチスドイツ的な日本悪玉論を何としても払しょくせねばな。

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◆「歴史認識に価値は無いのか?」と言う根本的な疑問について

高森師範の「安全保障という言葉は逃げである。国防と言うべき

である」「国防を主体的に担う為には確固たる歴史観が必要である」

に解答を得たと感じました。

「慰安婦問題の解決」は「日韓問題」ではなく、日本が主体的に

祖父の名誉を取り戻し、自らの歴史観を確保することだと感じました。

(大阪府・36歳男性・製造業経理)

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合理や打算ではない価値が、国家を守る原動力になるのだよ。

リベラルには永遠にわからないところ。

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◆あー…出ましたねえ「女性の人権を踏みにじった。これからは、

回復に努めたい」。あまりの白々しさに、気分が悪くなる程です。

自分は当事者ではありませんが、かえってバカにしてるの?

と感じます。全女性が、こんなことを言われて喜ぶとでも思うの

でしょうか?かえって敵に回してますよ()

(東京都・39歳女性・看護師)

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本当に強い女性はあなたです。

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◆小林さんが日本人慰安婦のことを言ってくれて、やっと胸の

つかえがとれた。誰も日本人慰安婦のことをいってない。

どうしてなんだ。日本人をバカにしているのか、情けないなあ。

(東京都・65歳男性・地方公務員)

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朝鮮人慰安婦より、日本人慰安婦の方が多いと、国際社会で訴えろ!

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◆安倍首相が歴史認識よりもアメリカとの安全保障が優先なので、

安倍信者であるネトウヨがあまり怒らないのも納得できました。

「歴史認識こそが国防」というのはすごく共感しました。

慰安婦強制連行、南京事件などを認めてしまうと、日本は中韓や

アメリカの思うツボです。

 よしりん師範のメガネがステキでした。

(大阪府・47歳女性・主婦)

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女性でこういうことを言ってくれる人がいるのが「ゴー宣道場」

のやりがいのあるところだな。

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◆合意文書の表現をそのまま教科書に載せることが可能になる

ことが一番おそろしい。安倍内閣のおすみつきがあるのだから

検定で否定されることはないだろう。

教育に与える影響ははかり知れない。

(千葉県・57歳男性・教育研究者)

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安倍首相は今後の歴史教育に責任を持てるのか?

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◆これまで参加したゴー宣道場の中で最も暗澹とした気分になる

回でした。

 慰安婦問題は20年で泥沼化の一途をたどり、出口の見えない

状態になっている事、世界から日本人が最悪の民族と思われる

原因となってしまっている事を確認するばかりです。

最後に藤岡先生、高森先生が示して下さった解決策も米韓の現状、

日本国内の現状を見ると突破口とするのは難しいと思います。

日本国民自体が自国に誇りを持って対外主張できる様にならない

限り、解決はないと思います。

(東京都・50歳男性・歯科医師)

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次世代に断固とした見解を伝えていかねばならない。

わしはまだまだ狙っとるから。

 

アンケート第二弾ありますゆえに。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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